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2021年、数人の方から「金木犀(きんもくせい)の香りが流行っているらしいですよ~」とお聞きした。
そのうちのお1人は「私が金木犀の香りで思い浮かぶのは、トイレの芳香剤なんですけど、若い人の前でそんなことを言うと、年がばれるので黙ってます」とのこと。
確かに数十年前、トイレの芳香剤は金木犀の香りが定番であった。
香りがきついので(ただし季節限定だが)、田舎では昔トイレの近くに金木犀を植える家もあったそうだ。
金木犀=トイレの芳香剤のイメージの頃を知っている私自身も、金木犀のフレグランスがきてる!といわれたところで、正直抵抗が…ある。
香りといえば、ある特定の香りによって、それにまつわる記憶が呼び覚まされるプルースト現象という心理現象がある。
私の例で申し訳ないが、エアーサロンパスの匂いを嗅ぐと、大阪市内の長居競技場を思い出す。
陸上部だった学生時代、練習や試合で長居競技場へ行くと、みんなあちらこちらでエアーサロンパスをふりまくって匂いが充満していたからである。
嗅覚は感覚機能である五感の中でただ一つ、脳にある大脳辺縁系(感情や本能に関係する)へダイレクトに伝達される。
また大脳辺縁系には記憶の司令塔とでもいうことのできる海馬という部分がある。
なので、ある香りからその時の感情を伴った記憶がリアルによみがえってくるのだろう。
当院の場合はやはりお灸、つまりもぐさの香りである。
もぐさにはシネオールなどの精油が含まれていて、それが良い芳香成分となる。
お灸は本来治療に使われるものなのに、「お灸をすえる」というと、きつく懲らしめ、戒めるといった良くない意味で未だ使われている場合があり、そんな時は非常に残念としか言いようがない。
しかしお灸、もぐさの香りを嗅ぐと「いい香りですね」という方もいれば、「ホッとする」とか「祖母を思い出して懐かしい」などおっしゃる方もいる。
お灸やもぐさといえば、みなさんにいい記憶となるよう、今後もお灸を続けていこう。
もぐさの香りは未経験という方も当院までどうぞ。
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